いきなり飛ばす回答者たち 
第1問は早押しクイズ。
「東北で最も北にある温泉は?」
日本秘湯に入る会チームがいきなりボタンを押す。
緊張が走る。
「……おおまおんせん」
ピンポ〜ン!正解だぁ!
ついに「入る会」の本領発揮だ。
バンバン答える。バンバン当たる。
「入る会」のメンバーには笑顔も見られ、余裕すら感じられる。
タオル姿が、りりしい。 |
逆転されるのか!? 
番組はどんどん進み、残る問題はあと1問。
正解の旗は、旅行代理店3本、女将3本、26四季の会5本、そしてわがチームには8本。
NHKのスタッフもここまで正解が出るとは予想していなかったらしく、「秘湯チーム」の回答席に正解の旗を急きょ追加した。
最後の問題は逆転クイズ。正解チームには正解の旗が4本だ。
「26四季」が正解して「入る会」が間違えば逆転されてしまう。応援席も思わず力が入る。
問題は「ソムリエクイズ」。
「このグラスの中の水は、どこの温泉のお湯でしょう」という問題だ。これはガイドブックを読んだだけじゃわからない。地元チーム有利か?
回答者が悩む。「入る会」のメンバーは首を傾げている。ボードに答えを書く時間が迫ってくる。
逆転されてしまうのか?
終わってみれば… 
最終問題の答えを書いたボードがカメラに向けられた。なんと全チーム、同じ答え。
この瞬間、逆転はなくなった。我がチームの優勝だ。
もちろん、最終問題も正解。
「入る会」の回答席には、さらに4本の旗が立てられた。もう旗を立てるスペースがない。
終わってみれば、「日本秘湯に入る会」のダントツのトップであった。
事務局、スタジオの陰でうれし泣き。 |
そして勇者たちは街に消えた
収録が終わってスタジオでのスナップ撮影などを終え、女将さんチームと名刺交換などしてゴマをすり、NHKの担当者にお礼を言って局を出る。
NHK横の「養老乃瀧」で祝杯をあげ、喜びを分かち合った。ビールがうまい。
そしてある者は2次会に、ある者は家路に、またある者は温泉宿に向かうため、NHK前で分かれた。
再会を期して。 |
この番組は東北6県のみで放送されました。宮城県では1998年5月30日、その他の県は6月になってから放送されたようです。長いレポートを読んでいただいて、ありがとうございました。
後日談:翌年「顔を合わせたことがない会員同士でも、温泉で出会ったときにわかるように」と、当会のオリジナルタオルを作りました。タオルの色は、クイズで優勝した勇者たちをたたえ、番組に出場した時に首から下げた、あのオレンジ色にしました。
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