日本秘湯に入る会 温泉クイズ番組出場レポート

会のメンバー4名がNHK仙台放送局の温泉クイズ番組に出場!
ライバルは強敵ぞろいだ!だいじょうぶか!?

それは一通のメールから始まった
1998年4月8日。「日本秘湯に入る会」の事務局にNHKからメールが届いた。
それは、「温泉をテーマにしたクイズ番組を企画している」というものだった。
でも事務局はテレビに出られない身である(何で?)。そこで会員の中から、出場規定の4名を募集した。

決戦前夜。出場者1名足りず。
収録前夜の5月22日(金)、渋谷の居酒屋で出場者を囲んで壮行会が行われた。
実はこの時点では、番組出場者がまだ3名しか決まっていない。
1名足りない。
事務局は頭をかかえていた。

よっちゃん現る
困り果てた事務局の目の前に現れたのが、新会員のよっちゃん。入会したばかりの彼は仁義を通して、とりあえず挨拶に…と壮行会に顔を出した。
それが彼の人生の転機となった。番組出場をクドクこと1時間。
皆の熱意とよっちゃんの厚い人情、それに酒の勢いにも押され、よっちゃんがついに出場を決意した。よっしゃ!

収録前にビール。大丈夫か!?
収録当日、仙台駅に出場者全員が集合。皆、前日遅くまで飲んだせいと緊張のため、寝不足のようだ。
さっそく、皆で牛タンを食いに行く。
ここでよっちゃんがビールを注文。

「飲まなきゃ やれないよ〜」という言葉に一同納得。ビールを飲む。
事務局「だいじょうぶか〜!?」

へんな人たち
NHK仙台放送局に着いた一同は、さっそくNHKの玄関にて記念撮影。
各自が持参したデジカメで記念撮影をする姿には、緊張感のカケラもない。おまけに対戦相手の「旅館の女将さん」が通りかかると、あいそをふりまいて、一緒に記念撮影するしまつ。
道行く人々の目には、どのように映ったのだろう。

あと1時間。必死でお勉強
集合時間の2時まで、あと1時間。
我々は、NHK内の喫茶室に行ってお茶する。
最初は冗談を言い合っていたが、そのうちに温泉ガイドブックなどを読み始め、追い込みの勉強。
皆、言葉が少なくなってきた。食い入るようにガイドブックを読んでいる。
4人とも落ちつかなくなってくる。
緊張感が高まってきた。

控え室にてビビる
2時に控え室に入った我々は、ちょっとビビった。応援団の数が違う。
応援団は、各チームとも10人以上。地元チームの強みだ。それに比べて我々の応援団は3人。
対戦相手は、宮城の旅館の女将さんチーム、仙台の旅行代理店チーム、山形の温泉愛好家チームだ。
「旅館の女将さんチーム」はさすがに着物姿に品がある。応援団も華やかだ。
「旅行代理店チーム」は、旅行のプロだけあって自信がありそう。実に落ちついている。
山形の温泉愛好家チームは「26四季巡りの会」(ふろずきめぐりのかい)と背中にプリントされた揃いのTシャツ。リーダーはスキンヘッドにテンガロンハットをかぶり、白い髭をたくわえた、迫力ある風貌。
相手チームの姿と応援団に、我々はビビった。

衣装はどうするんだ
対戦相手は、衣装を揃えてきた。女将チームは着物、旅行代理店チームは制服、温泉愛好家チームはTシャツ、とカッコが揃っている。
それに比べて我がチームはバラバラの衣装。
そこで、首にタオルを巻くことにする。
これは、事務局が九州旅行で買ってきた別府駅前高等温泉のオレンジ色のタオル。たまたま前日の壮行会参加者にお土産として配ったものだ。
ところが1本足りない。そこで、1人だけ白いタオルを首に下げた。
タオルを首に下げた4人組は、正直言って、ヘンだ。

いよいよ収録が始まった
控え室での番組進行説明のあと、出場者がスタジオ入り。30分あとから応援団がスタジオに行くと、回答席に異様な集団が。
う〜ん、あのタオル姿は、やっぱりヘンだ。
3時。いよいよ収録開始。 司会の林家たい平さんと女性アナウンサーがスタジオに現れ、我々のチームの首タオル姿に「工事の人ですか?」とギャグをとばす。
インターネットで出会ったチームだと自己紹介すると、「答えを相談するときは筆談(メールのこと)じゃなくて声を出して相談するように」とか、オタク扱いのギャグ。
すっかりお笑いのネタにされながらも、収録は始まった。

こんなんで、勝てるのか!?


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