宮原(みやばる)温泉
元湯旅館
元湯旅館  国道3号線から少し入ったところに元湯旅館はあります。玄関は唐破風造りで昭和8年に建てられたもの。奥の湯治宿泊棟は100年の歴史があるそうです。
内湯  湯船は2つに仕切られ、湯が冷めないようにビニールシートがかけられています(最後に出る人は、ビニールシートをかけて出ます)。
 湯は黄土色をしており、かけ湯などで湯船の湯を汲み出すのは禁止されており、かけ湯する時は湯船の上にある掛かり湯を汲むようになっています。
 手前の湯船に浸かるようになっているのですが、鉱泉を直接沸かしているのではなく、ぬるくなったら仕切りにある栓を抜き、奥の湯船の熱い湯を入れて加熱するようになっています。しかも、この湯は御主人が石炭で沸かしているのだそうです。
湯口  湯船の手前には半円形の冷泉があり、こちらはうす緑色をしています。飲んでみると、かなり美味。見た目よりも味は薄いが、「鉄」の味というよりも、むしろ植木町特産のあの「スイカ」の味がします。
 鉱泉の成分で湯上りの汗がなかなか引きませんが、湯上りの肌は逆に爽快です。
 
 効能はリューマチ、神経痛、婦人病などとか。以前、奥さんの話では、松葉づえで来た人が湯治から帰るときは松葉づえなしで帰ったとか。火傷にも効きそうな感じがします。

(04.4 会員No.2657)


所在地 熊本県鹿本郡植木町宮原289−2
交 通 九州自動車道 植木I.C.から6km、車15分
電 話 096−274−6012
日帰り入浴 入浴¥400 9時〜20時30分 休みなし
宿泊料金 1泊2食付き¥6500〜
泉 質 鉄鉱泉 源泉20度 pH?
風呂の種類 内湯
設 備 駐車場
その他


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