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水月ホテル鴎外荘の東館。入口の前は上野動物園の高いコンクリート塀が続いている。鴎外の旧居を取り囲むように三方に、東館、新館、本館が建っている。入口は東館にある。外から見るとビルばかりで「ここに本当に鴎外の旧居があるの?」という感じである。 |
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鴎外旧居の玄関の間。当方、書画骨董の類には疎いのでこれらが何だか分からないが重厚な感じがする。この右手に舞姫の間がある。当日はすでに予約済みで使えなかったが、早めに予約するすれば、ここで宴会も開けるそうである。くわしくはHPで。
忘年会で利用したが各部屋を女将が回ってきた。鴎外の大ファンとのことで、鴎外の事なら何でも聞いてくれという知識人。春先には東大・芸大の受験生で一杯になるそうである。 |
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檜の湯。人が入っていない時でないと撮れないので、宴会予定時間よりも相当早く行ったが、気持ち良く風呂場を案内してくれた。檜の湯船は褐色の漆塗りなので湯の色はよく分からなかったが、ややセピア色のようだった。湯は薬草のような臭いがした。流しは通常のヘルスセンターの流しと似たようなもの。
鉄筋ビル(新館)の2階にあるので元々湧いていた湯ではなさそう。ホテルを増築する時に掘った湯ではなかろうか。能書によると、れっきとした温泉として認定されているとのこと。 |
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檜の湯の能書。保健所による温泉成分検査表は見落としてしまった。
水月ホテルには、檜の湯、福の湯(大理石の湯)の2つがあり、日替わりで男性用、女性用となるそうである。当方が行ったときは既に福の湯は女性の入浴者がいたようなので見られなかった。
(03.12 会員No.1593) |