微温湯(ぬるゆ)温泉
旅館二階堂
 温湯温泉は、写真でわかる通り、鄙び系の宿です。
 宿の廊下は人が通るとギシギシ言うし、隣の部屋との仕切は、障子と襖だけ。もちろん、鍵などありません。あまりに懐かしい雰囲気に感動してしまいます。
 でも、水回りや、トイレなどは、ちゃんと改装されているので、思ったよりも快適でした。
 男女別の内湯は、最近リニューアルされたものらしく、鄙びてはいませんが、木造のいい感じの造りです。
 ここの特徴は、温泉名にもなっている源泉そのままのぬるいお湯。 奥のポリ浴槽には、適温に加熱された湯が入っています。でも、ほとんどの人は、加熱浴槽ではなく、その手前の32度弱の源泉そのままの木の湯船で長い時間を過ごすのです。ドバドバと流れ出る源泉は、新鮮なうちは透明で澄んでいますが、時間が経つと赤っぽい色に変わるとか。口にすると、渋く酸っぱい湯は、皮膚病や眼病に効くとされ、今でも湯治の人も多く訪れるそうです。
 食事は、寝る部屋とは別の個室で食べます。家庭的で、素朴な味でした。いのしし肉(かな?)の鉄板焼きや、おでん、お魚を味噌味でホイル焼きしたものなどが出ました。

(00.7 会員No.0005) 


所在地 福島県福島市桜本字温湯11
交 通 東北自動車道 福島西I.C.から17km
電 話 0245−91−3173
日帰り入浴 入浴¥500 冬季休業(4月29日−11月中旬営業)
宿泊料金 1泊2食付き¥10500〜 (00.7)
泉 質 酸性−含鉄(II、III)−アルミニウム−硫酸塩温泉 源泉31.8度 pH2.9
風呂の種類 内湯(男1、女1)
設 備 駐車場
その他 日本秘湯を守る会の宿


日本秘湯に入る会 ホームクチコミ温泉情報 トップ福島県温泉一覧


掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright Nihon Hitou ni Hairukai. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.